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Codex料金、誰にどのプランを配る?AI推進担当の選び方3ステップ

Codexはどのプランで使えて、どう選べばよいか。Plus・Pro・Business・Enterpriseでできることと、5時間・週単位の利用上限を一覧で整理し、会社・個人に合う選び方、上限超過後の追加利用やAPI従量課金との違いまで解説します。料金の確認先も案内します。

「Codexの料金 どのプランを選ぶ?」「AI推進担当向け|2026年10月最新版」の文字と、ノートパソコンに向かう株式会社honkoma代表・林拓海の写真

執筆:株式会社honkoma(書いているのは代表の林拓海。AI導入支援30社以上)。おすすめは、その経験にもとづく林の意見です。

社員にどのCodexプランを配るか決めかねているAI推進担当の方に向けて、プランの違いと配り方を3ステップで整理します。

Codexのプラン早見表

結論から言うと、CodexはChatGPTの各プランに含まれます。どのプランを誰に配るかの目安は次の表のとおりです。

プラン 向いている人 Codexでできること・上限の要点
Free・Go まず触ってみたい人 デスクトップアプリでGPT-6 Lunaを使った軽いタスクから試せる
Plus 個人で一通り使う人 Web・CLI(ターミナル版)・IDE(開発用エディタ)・iOS・クラウド実行に対応。5時間上限と週上限がある
Pro 個人で毎日使い倒す人 5時間上限なし(週上限あり)。dotsが使える。3つの段階があり、最上位の段階ではUltrafastを利用できる
Business(Standard席) 会社で全員に配る場合 2席以上。SSO・管理機能つき。年払いと月払いを選べる。5時間上限と週上限がある
Business Premium席 社内で一番AIを使う人 GPT-6 Astraを通常枠内で利用できる。5時間上限なし
Edu・Enterprise 監査・セキュリティ要件がある組織 SCIM・監査ログ・データ所在地の指定など、組織向けの管理機能を利用できる

料金は米ドル建てで、日本円の請求額は為替と税で変わります。金額は変わりやすいため、契約前にCodex公式料金ページで確認してください。

3つのステップで、契約するプランが決まる

会社で契約する場合は、上から順に進めてください。

  1. SCIM(アカウントの自動管理)・監査ログ・データ所在地の指定は、社内ルールで必須ですか?
  2. 全員分をBusinessのStandard席(標準の席)で契約します。そのうえで3へ。
  3. 社内に、ほかの人より明らかにAIを使っている人はいますか?
    • はい → その人だけ上位の席に上げます。おすすめはBusiness Premium席です(個人Proの会社負担は手軽ですが、注意点があります)。
    • いいえ → Standard席のまま始め、上限に当たる人が出てから上げます。

個人で契約する場合、まず試すだけならPlus、自分で使い倒すならProがおすすめです。自社システムからAPIで呼び出す場合の課金の考え方は、おまけにまとめました。

監査・セキュリティ要件があるならEnterpriseを検討する

情報システム部門やセキュリティ担当の確認が必要な会社は、Enterpriseをきちんと検討してください。料金より先に、次の点を確認します。

  • SSOに加えて、SCIMによるアカウントの自動管理が必要か
  • 監査ログを残す必要があるか
  • データの保存場所(データ所在地)に指定があるか
  • 暗号鍵を自社で管理する仕組み(EKM)が必要か
  • 管理者が利用者ごとの権限を細かく管理できるか

このうちSCIM・EKM・監査ログ・データ所在地は、Enterprise・Eduで対応している項目です。権限管理の細かさは、Businessで足りるかを契約前に確認してください。どれも不要なら、次のBusinessで始めます。

会社はBusinessを全員に配るのが基本

会社でCodexを配るなら、まず全員分のBusiness(Standard席)を契約します。Businessでは、次の管理が初めからそろっています。

  • 管理画面での利用者の管理
  • ドメイン認証つきのSSO(社内のIDでまとめてログインする仕組み。SAML/OIDC方式)
  • 初期設定で、入力内容をモデルの学習に使わない

一番AIを使う人には、上位の席を用意する

社内で一番AIを使う人には、上位の席を用意した方がいいと考えています。30社以上の導入を支援してきて、一番使う人の働き方が変わると、周りにもAI活用が広がると感じているからです。

ただし、最初から全員を上位プランにする必要はありません。Standard席で始め、上限に当たっている人を見つけてから、その人の席だけ上げる方が、無駄が出にくくなります。誰にどの席を配るかを利用量と成果から決める方法は、ChatGPT Proを誰に配るかで解説しています。

おすすめはBusiness Premium席

Standard席より上位の席です。GPT-6 Astraを通常枠内で利用でき、5時間上限もありません。必要な人だけ上位の席を選べ、何より会社の管理下のまま使えるのが利点です。

個人Proの会社負担は手軽。ただし統制面に注意点がある

個人のPro契約を会社負担で使ってもらう方法は、すぐ始められます。その代わり、次の点で統制がききにくくなります。

  • Proは、公式の料金ページで個人向けプランに分類されている
  • 初期設定では入力内容が学習に使われる可能性があり、設定(Data Controls)でオフにする必要がある
  • 個人アカウントのため、会社の管理画面やSSOで権限や連携先を一元管理する仕組みがない
  • 退職時に、会話やCodexの成果物を会社が引き継ぐ仕組みがない(Businessなら、プロジェクトなどの所有権はワークスペースのオーナーへ移る)
  • 請求が個人単位になり、経費精算が人数分発生する

5時間上限があるのはPlusとStandard席。ProとPremium席は週上限だけ

Codexには、5時間ごとの上限と週ごとの上限があります。PlusとBusiness Standard席には5時間上限があり、ProとBusiness Premium席にはありません。週上限はどちらにもあります。

週上限の具体的な数は公開されていません。PlusとBusiness Standard席で5時間に送れるローカルメッセージ数の目安は、モデルによって大きく違います。

  • GPT-6 Luna(軽いモデル):350〜3,000回
  • GPT-6.1 Sol:15〜160回
  • GPT-6 Sol:15〜150回
  • GPT-6 Astra(最上位):5〜45回

手元のパソコンでの作業とクラウドでの作業は、同じ枠を共有します。ChatGPTのWorkとCodexも、同じ枠を使います。GPT-6 AstraはPlusとStandard席では使える量が限られます。上限を超えた場合は、クレジットを購入するか、APIキーへ切り替えて従量課金で続けられます。

上限に当たっている人を見つける

OpenAI公式ヘルプに掲載されたUsage画面の例

上の画像は、OpenAI公式ヘルプに掲載されている、対象のEnterprise・Eduワークスペース向けの画面例です。各自の残りの利用枠とリセット時刻は、次の場所で確認できます。

  • Codex Cloud:SettingsのAnalytics → Usage
  • Codex CLI:/status

管理者が利用者ごとの使用状況をどこまで見られるかは、契約によって違います。管理画面で確認できない場合は、上限に当たった日時と、そのとき止まった作業を本人に記録してもらい、月に1回集めます。上限に当たる回数が多い人から順に、上位の席へ上げます。

個人で契約するなら、毎日使う人はPro

会社で配るならBusiness Premium席ですが、個人で契約して毎日AIで仕事を進める人なら、Proは入れるべきだと考えています。一番の理由は、dotsが使えることです。

dotsは2026年9月29日に公開された、常に動き続けるエージェントです。指示を待つだけでなく裏で作業を進めてくれるので、仕事の進め方が大きく変わります。Plusでは使えず、Proのすべての段階が対象です。提供は順次進んでいるため、すぐに表示されない場合もあります。なお、Enterpriseではdotsが初期設定でオフになっており、管理者が有効にすると使えます。

dotsとの会話自体は、ChatGPTの利用上限に数えられません(公式に明記)。ただし、dotsがCodexなどに任せた作業は、Codexの利用枠(Proは5時間上限なし、週上限のみ)を消費します。Proの一番下の段階でもこの使い方ができるため、毎日使う人には割安だと感じています。

Proには3つの段階がありますが、まずは一番下の段階で十分です。上の段階を検討する目安は次のとおりです。

  • 2番目の段階:週上限に頻繁に当たるようになってから
  • 最上位の段階:GPT-6 Astraを最速モード(Ultrafast)で日常的に使いたい場合だけ

おまけ:APIで使う場合の課金の考え方

ここからは、自社システムからCodexやモデルを呼び出す担当者向けの補足です。人が使うだけなら読み飛ばして構いません。

CLIはログイン方法で課金が変わる

Codex CLIをChatGPTアカウントでログインして使えば、契約プランの利用枠に含まれます。APIキーで使う場合は、使ったトークン(AIが文章を処理する単位)分の従量課金になり、クラウド機能は使えません。人が使う分はプラン、自動処理はAPIキーと分けると、請求を追いやすくなります。

モデル別のAPI単価の見方

APIは、100万トークンあたりの単価で、入力・キャッシュ入力(同じ入力を再利用した分)・出力が別々に課金されます。単価はAPI料金ページに載っています。見るときのポイントは次のとおりです。

  • 軽いモデル(GPT-6 Lunaなど)と最上位モデル(GPT-6 Astraなど)では、単価が大きく違う
  • 多くのモデルで、出力の単価は入力より高い
  • 同じ入力を繰り返す処理は、キャッシュ入力の単価が使えるかを確認する

標準の単価から増減する条件もあります。

  • Batch API(急がない処理をまとめて後で実行する方式)は割引になる
  • 長いコンテキストには追加料金がかかる
  • 地域処理(リージョン指定)を選ぶと割増になるモデルがある
  • 推論モデルが答える前に内部で考える分(推論トークン)は、出力トークンとして課金される

クレジット

Plusなどで上限に達した後は、クレジット(追加で買う利用枠)を購入して作業を続けられます。消費するクレジットはモデルごとに違い、GPT-6 Astraのような上位モデルほど速く減ります。

見積もりと定期処理の費用

件数ごとの見積もり方はAIモデルを役割分担してコストを抑える方法、手元のパソコンとクラウドのどちらで動かすかはローカルLLMとクラウドの比較で解説しています。

よくある質問

会社のお金で個人のProを契約していいですか

すぐ試す手段としては有効ですが、統制面の注意点があります。継続して使うなら、会社の管理下で使えるBusiness Premium席をおすすめします。注意点は個人Proを会社負担にする場合にまとめています。

Codex Proはどの段階を選べばいいですか

まずは一番下の段階で十分です。どの段階も5時間上限はなく、週上限は残ります。週上限に頻繁に当たるようになってから上の段階を検討します。選び方は個人で契約するならProで解説しています。

CodexはFreeプランでも使えますか

Freeプランでも、デスクトップアプリからGPT-6 Lunaを試せます。CLIやIDE、クラウド実行まで使うならPlus以上が必要です。

ChatGPTのプラン料金にAPI料金は含まれますか

含まれません。自社システムからAPIを呼んだ分は、プラン料金とは別に従量課金されます。詳しくはおまけをご覧ください。

まとめ:全員Standard、使う人だけPremium、要件があればEnterprise

  • 会社では、まず全員にBusinessのStandard席を配る
  • 上限に当たる人、一番AIを使う人だけ、Business Premium席へ上げる
  • SCIM・監査ログ・データ所在地が必須なら、Enterpriseを検討する

個人なら、試すならPlus、毎日使うならProです。

参考資料

※この記事のプラン・利用上限・提供モデルの情報は、2026年10月14日に確認したものです。

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どのプランを誰に配るか、API化する範囲、セキュリティの確認項目まで、honkomaでは企業ごとに一緒に整理しています。利用人数、現在の契約、止めたくない業務を送っていただければ、最初に試す構成をご提案します。

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