honkoma Journal / AI活用
年商5〜30億、これから人が増える会社にAIが一番効く理由
気づけば、honkomaのお客様は年商5〜30億円・社員50人くらいまでの会社が多くなりました。支援の現場で見えてきた、人が増える手前でAIが効く理由と、売上・バックオフィス・属人性の3領域を解説します。

株式会社honkoma代表の林拓海です。
気づけば、honkomaでAI導入をご支援しているお客様は、年商5〜30億円・社員50人くらいまでの会社が多くなっていました。狙って絞ったわけではなく、自然とそうなっていたという感覚です。
同じくらいの規模の会社を何社もご支援するうちに、この規模ならではのAIの効き方や進め方について、ナレッジがたまってきました。この記事では、なぜこの規模の会社でAIが効きやすいのか、支援の現場で見えてきたことを書きます。
これから人が増えていく「手前」が、一番効くタイミング
年商5〜30億円の会社の多くは、これから組織を大きくしていくフェーズにいます。売上を伸ばすには、営業もマーケティングも、経理も人事も、人を増やしていく必要がある。そう考えるのが普通です。
ただ、人を増やしてから仕組みを整えようとすると、どうしても遅れが出ます。人が増えるほど、やり方は人ごとにばらばらになり、あとから揃えるのに大きな手間がかかります。
組織が大きくなる前にAIを入れておけば、人を増やす前提そのものを見直せます。今いるメンバーの生産性が上がれば、同じ人数のままで売上を伸ばせます。採用する場合も、AIを使った仕事の進め方を最初から前提にできます。
一方で、年商100億円を超えるような規模になると、社員の数が多すぎて、どうしても「この人は使わない」という層が出てきます。全員に行き渡らせるまでに時間がかかり、効果が薄まりやすいのです。
これから人が増えていく手前でAIを入れること。ご支援してきた中でも、規模として、ここが一番効くタイミングだと感じています。
この規模の会社でAIが効きやすい3つの理由
1. 土台があるので、AIにしっかり投資できる
年商5〜30億円の会社には、すでに事業の土台があります。立ち上げたばかりの会社と違い、AIに必要な投資を判断し、実行できる体力があります。「試しに無料ツールを触ってみる」で終わらず、事業に組み込むところまで進めやすいのです。
2. 使えるツールの縛りが少ない
大手企業では、社内規程やシステムの都合で、使えるAIが1つに決められていることがよくあります。実際に僕がご支援した大手の会社でも、最初に「うちはGeminiだけでして……」と言われたことがありました。決められたツールの範囲でしか動けないので、業務に一番合う方法を選べないこともあります。
この規模の会社は、そうした縛りがないことが多く、業務に合った道具を選べます。AIは進化が速いので、道具を選び直せること自体が大きな強みになります。
3. 組織を大きくするときの「重さ」を先に減らせる
これから規模を広げていく会社が避けたいのは、事業を伸ばすたびに人と仕事が重くなっていくことです。AIが効くのは、主に次の3つの領域です。

売上をつくる仕事を伸ばす。 マーケティングや営業は、売上を左右する変数そのものです。提案書づくりや商談後のフォロー、広告やコンテンツの制作にかかる時間を減らせば、同じ人数で打てる手が増えます。
バックオフィスを増やさずに済ませる。 会社が大きくなると、財務や経理、人事といった管理部門の仕事も比例して増えていきます。たとえば採用を強化すると、書類選考だけで大きな負担になります。こうした定型の多い仕事は、AIである程度自動化できます。管理部門の人数を増やさず、スリムなまま成長できる形をつくれます。
属人性をなくす。 少人数の会社では、「この仕事はあの人しか分からない」という状態が起きがちです。人が増える前に仕事の進め方をAIと一緒に整理しておけば、新しく入った人もすぐに同じ質で仕事ができます。
大手コンサルでも、個人の外注でもない選択肢
この規模の会社がAIを本気で入れようとすると、依頼先選びで迷うことがあります。
大手のコンサルティング会社は、体系立った支援ができる一方で、人月単価が高くなりがちです。組織が大きいぶん、経営者の隣で一緒に考える「パートナー」になれるかというと、難しい部分もあります。
かといって、小さな外注先に頼むと、「本当に最後までやってくれるのか」「スピードが遅いのではないか」という不安が残ります。
honkomaはまだ大きな組織ではありません。だからこそ、代表の僕自身が案件に入り、判断と実行を速く回せます。エンタープライズ規模の会社には大手の支援が合うと思います。そうでない会社が本気でAIを取り入れるなら、本当に大事なところに集中できる小さなチームの方が向いていると考えています。
お客様からいただいた声
実際に支援しているお客様からは、こんな声をいただいています。
対応が早くて、どんどん進んでいくのがうれしい。
柔軟に動いてくれる。
AI導入は、計画書をつくって終わりではありません。試して、直して、現場に定着させるまでを速く回せるかどうかで、成果が変わります。いただいた声は、まさにそこを評価していただけたものだと受け止めています。
こんな会社のご相談が多いです
- 年商5〜30億円、社員50人くらいまでの会社
- これから組織を大きくしていく会社
- 人を増やさずに売上を伸ばしたい会社
- 社長自身がAIに本気で、一緒に動けるパートナーを探している会社
逆に、全社数千人規模での統制やセキュリティ審査が前提になる場合は、大手の支援会社の方が合うと思います。
自社の規模や業務に合わせて、どこからAIを入れると効くかを整理したい方は、AI導入・伴走支援についてご相談ください。
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